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多様な仲間と 築く安全 未来の職場 ―第38回安全大会開催―

 建設業労働災害防止協会静岡県支部三島分会(佐野茂樹分会長)と三島建設業協会(佐野茂樹会長)、三島地区建設事業協同組合(佐野茂樹理事長)、三島市建設事業協同組合(山本良一理事長)の4団体共催による第38回安全大会が6月17日、三建大会議室で開催され、会員事業所から69人が参加し、安全意識の高揚を図った。
 冒頭、あいさつに立った佐野会長は、「生産性の向上や高齢化・担い手不足への対応などが迫られる状況下ではあるが、施工現場のみならずオフィスで働く職員を含めて全ての人の健康を守り安全対策を徹底する姿勢が、次代の建設業を担う若者に目を向けてもらうことにつながるはず。本格的な夏を迎える中で、もし熱中症に罹患した作業員が出たら『1人にしない』など適切な初期対応を講じてほしい」と注意喚起した上で、「安全な現場を築く」ことへの意識の高揚を参加者に求めた。
 また、当日は来賓として三島労働基準監督署の大畠均署長、同第二方面河村美奈子主任監督官、沼津土木事務所の望月靖之所長、同所駐在の県工事検査課宇佐美嘉則検査監、熱海土木事務所の西原宏昌所長、同所駐在の県工事検査課大嶽光司検査監が出席された。
 来賓あいさつでは、三島労働基準監督署の大畠署長は、昨年度の管内の労働災害の発生状況を示した上で「危険個所の洗い出し・チェックなど、どのような現場でも十分にリスクアセスメントを実施した上で、『転倒災害防止』『増加する外国人労働者の災害防止』『熱中症予防』に向けた対策を強化し、適切な安全対策を実施してほしい」と訴えた。
 沼津土木事務所の望月所長は、「日常的に危険を察知する感性を磨くことが事故の防止につながると考える。施工現場では自然を相手に、多くの関係者が多くの手順を踏んで進めていく。それだけに、常にリスクを感じながらさまざまな事態を想定して施工に臨んでほしい」と要請し、慣れや油断を排除することの大切さを強調した。
 熱海土木事務所の西原所長は、風水害の激甚化に加えて「本県では南海トラフ巨大地震が危惧される中で減災対策を進めているが、建設業の皆さまが『応急復旧の担い手』として迅速に対応していくことで、その効果が発現するものと認識している」と期待を込めた上で、事故発生の芽を摘み取るために各現場における安全対策の基本事項の順守を呼び掛けた。
 この後の特別講演では、三島労働基準監督署第二方面の河村主任監督官が、「建設現場における安全衛生管理」と題して、労働災害の発生状況、熱中症対策の強化、労働安全衛生法の改正について講演した。

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