一般社団法人三島建設業協会は、建設業経営者・企業の経営基盤の強化・技術力の向上、発展を図るなど地域の期待に応えられるよう努力を重ねてまいります。

熱海土木事務所と技術懇談会を開催

　三島建設業協会（佐野茂樹会長）は８月５日、西原宏昌所長をはじめとする静岡県熱海土木事務所幹部との技術懇談会を熱海市内で開いた。
　冒頭、佐野会長は地方の建設企業の体力が疲弊し、担い手確保対策がままならない状況を明かした上で、「われわれも、地域の基幹産業として若者に目を向けてもらえるような存在となるよう努力しなければならない」との考えを示した。
　西原所長は、三建側の出席者に対し、地域の安全・安心を守るために尽力していることに謝意を示しつつ「安定・持続的な予算の確保、建設業界が直面する課題に対し意見交換する機会はわれわれも意義深い。財政の制約が厳しさを増す中ではあるが、インフラメンテナンスや強靱化に関する事業は重要だ」との考えを示した。
　懇談では、▽建設発生土やコンクリートガラを含む残土処理▽高騰する人件費対応と担い手確保▽設計と実態との乖離への対応▽若手技術者育成入札制度―などの議題についても話し合った。