一般社団法人三島建設業協会は、建設業経営者・企業の経営基盤の強化・技術力の向上、発展を図るなど地域の期待に応えられるよう努力を重ねてまいります。

R5 沼津土木事務所との技術懇談会

三島建設業協会（小野徹会長）は10月24日、曽根裕介所長をはじめとする静岡県沼津土木事務所幹部と技術懇談会を協会大会議室で開き、遠隔臨場や技術支援の取り組みなど四つのテーマについて意見を交わした。
　また、昨年に引き続き、三島市、函南町、伊豆の国市及び伊豆市の建設部門及び防災部門の幹部も出席した。
　冒頭、あいさつに立った小野会長は、「担い手確保のためには、建設業の誇りを内外に示すことができる『電子銘板』の導入が必要。ぜひ導入の検討をお願いしたい」と述べた。また、曽根所長は「地域の守り手として活躍していただくためにも、各社の経営基盤をしっかりと安定させていただきたい。そのためにも、お互い顔を見ながらしっかりとコミュニケーションをとっていきたい」と話した。
　技術懇談会では、▽遠隔臨場▽受発注者の連携強化（交流機会の多様化）▽技術支援の取り組み（不調・不落対策など）▽受発注者間の関係性見直し（公共工事施工と災害応急対応）―　の四つのテーマについて、それぞれ事例報告や意見交換を行った。
　講評で、曽根所長は「今日のように台本なしで、お互いに自分の思ったことを話すことがコミュニケーションとして大事。今後もぜひ続けていただきたい」と話した。
　終わりに、小野会長から「このような有意義な意見交換ができましたことを心から感謝申し上げます」とお礼の言葉を述べ閉会した。