一般社団法人三島建設業協会は、建設業経営者・企業の経営基盤の強化・技術力の向上、発展を図るなど地域の期待に応えられるよう努力を重ねてまいります。

R4 第4回役員会

総会への上程議案を審議

　三島建設業協会（小野徹会長）は3月15日、令和4年度第4回役員会を熱海市内で開き、臨時総会に諮る令和4年度事業計画案などについて協議した。
　冒頭、あいさつに立った小野会長は、今、国会の会期中だが、①エネルギー価格の高騰に対する補填、②防衛予算の大幅な拡充、③異次元の子供•子育て対策という、膨大な予算を伴う難題が持ち上がっている。幸い公共事業予算については前年度並みとなったが、ここからは令和6年度で終了する「国土強靱化加速化対策」の継続が焦点となる。
　一方、国交省は担い手確保に向けて、実に積極的に取り組んでおり、この4月から、「公共工事設計労務単価」が、 全国•全職種平均で5.2%も引き上げられることになった。国交省の建設業労働者の賃金の当面の目標は、製造業の平均に追い付くことで、年間であと16万円というところに来ている等々、最近の情勢について話した後、今日は、新年度予算の審議・総会への報告の場となっている。丸3年も続いたコロナ禍が終了するということで、協会としては、「みらい創造特別委員会」を始め、各々の委員会が本来の活動を活発にできるのではないかと考えるので、皆様方から、幅広いご意見を頂きたいと述べた。
　役員会では令和5年度事業計画案や収支予算書案、監事の辞任に伴う補欠監事の選任、災害時における応急対策業務の協力に関する覚書の締結について審議、原案通り可決し臨時総会への上程を決めた。また、事務局からは、令和4年度第2回業務執行状況報告が行われた。