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第35回 安全大会

安全は 急がす焦らず 怠らず 第35回安全大会開催

  三島建設業協会(小野徹会長)、建設業労働災害防止協会静岡県支部三島分会(小野徹分会長)、三島地区建設事業協同組合(小野徹理事長)、三島市建設事業協同組合(山本良一理事長)4団体共催による第35回安全大会が6月16日、3密回避対策を講じて三建大会議室で開催され、会員事業所から47人が参加し、安全意識の高揚を図った。
 冒頭、あいさつに立った小野会長は、ロシアのウクライナ侵攻という、この21世紀に「まさか」という事態が起きている。これを教訓とするならば、私たちの現場においても、「まさか、そんなことが」という「リスク・危険性」が、あちこちに潜んでいるという事実にも目を向けなければならない。それに対処する為には、「正しく恐れて、正しく備える」リスクマネージメントが、何としても必要である。
 建設業の「働き方改革」のうち、休日については、日曜の全休は当然のこととして、第2・第4土曜を休むのも、ようやく実を結び始め、「担い手・入職者」も増えつつある。もう一つのネックである「安全・安心な職業・職場」についても、統計上は、少しずつ、少しずつ改善されてきている。
 皆さんと共に、「夢と魅力」の溢れた明日の建設業に向けて、「日々の危機管理・リスクマネージメント」を積み重ねながら、よりよき建設業を作り上げていきたい」と述べた。

 また、当日は来賓として、三島労働基準監督署の皆野川順夫署長、同第二方面金丸友紀主任監督官、沼津土木事務所の山本浩之所長(県交通基盤部理事)、同竹沢雄太郎検査監、熱海土木事務所の杉本文和所長、同土屋浩章検査監が出席された。
 来賓あいさつでは、三島労働基準監督署の皆野川署長は「事故防止には、急がず、焦らず、安全措置や対策を怠らず、が重要である。また、働き方改革では、長時間労働の抑制は安全にもつながるという事を念頭に置き、余裕を持った工期、労働時間の適正把握をお願いしたい」と呼び掛けた。 
 沼津土木事務所の山本所長は「事故防止の特効薬はない。各社においては、日々のヒヤリ・ハットを安全教育活動につなげ、安全第一の組織文化の醸成をお願いしたい」と訴え、熱海土木事務所の杉本所長は「安心安全な工事施工は最も優先すべき事項である。受注者と発注者が共に安全意識を共有し、深め、事故防止に向けた取組の充実を図ることを皆様にお願いする」と話した。
 この後の特別講演では、三島労働基準監督署第二方面の金丸友紀主任監督官が、「建設現場における安全衛生管理について」と題して、建設労働災害の発生状況、静岡労働局ぬかづけ運動による転倒災害の防止及び熱中症予防対策クールキャンペーン等について講演された。


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