一般社団法人三島建設業協会は、建設業経営者・企業の経営基盤の強化・技術力の向上、発展を図るなど地域の期待に応えられるよう努力を重ねてまいります。

県立沼津工業高校で現場体験研修会を開催　－技士会三島地区－

　静岡県と県土木施工管理技士会（沼津・三島地区）は5月19日、校舎の改築工事が進む沼津工業高校で同校在校生向けの工事現場体験研修会を開催した。
　同校では現在、令和5年2月の完成を目指して普通教室棟の新築工事が進められている（施工担当＝山本建設）。
　研修会では、工事現場を見学し、ICT機械による掘削体験実習、レーザースキャナを用いた3D測量の見学、杭ナビ・快速ナビを用いた測量体験などを実施。

　実際にICT建機の操作を体験した男子生徒は「想像していたよりも操作方法が簡単だった。技術が進歩していることを実感できた」と話していた。
　また、座学では、技士会会員企業の若手職員らが、地元建設企業に就職しての体験スピーチなどを行った。生徒らはメモを取るなど熱心に聞き入っていた。
　研修に先立ちあいさつした県土木施工管理技士会の佐野茂樹常務理事は「貴重な体験ができるまたとないチャンス。ICTなど最新の建設技術をしっかりと見ていただきたい」と語った。