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R4 定時総会 沼津・熱海土木事務所長講演

沼津・熱海土木事務所長が講演

 総会に先立ち、沼津土木事務所の山本浩之所長と熱海土木事務所の杉本文和所長が特別講演を行い、2022年度予算や事業などについて語った。

働き方改革を推進

  山本所長は、「担い手の確保、働き方改革が大変重要だ。ICT工事の推進に加え、第2、4土曜日を休工とするふじまるデーを開始した。魅力ある建設業にしていくことが地域の安全と安心につながる」と訴えた。
 22年度の沼津土木の事業費は、5月1日時点で約340億円であるとした上で、次のように主要事業を説明した。
 道路事業では三島市内の谷田幸原線などの本年度開通を予定している他、三島停車場線の無電柱化事業や函南駅に通じる清水函南停車場線の改築などを予定している。
 河川事業では、三島市南二日町の御殿川の河川改修や沼川新放水路の工事を進める。
 砂防・急傾斜事業では、伊豆市内で砂防事業9カ所、急傾斜崩壊対策事業12カ所を進めていく。
 街路・高架事業では、都市計画道路谷田幸原線拡幅や西間門新谷線拡幅と電線共同溝工事などを進めていく。
 その他、若手職員を中心に「沼津土木情報発信隊」を結成し、「県民目線の!”広報”」「県民の声を聞き逃さない”公聴”」「県民の声と真摯に向き合う”回答”」を基本に、全職員参加型の広報活動を行っていることを報告した。
 最後に「皆さんは地域になくてはならない存在であり、一緒になって災害に備えていきたい」と締めくくった。

伊豆山復興へ全力

  杉本所長は冒頭、「昨年の伊豆山土石流災害では、発災直後から24時間体制で対応いただき大変感謝している。復興に向け全力で取り組みたい」と抱負を述べた。
 その後、22年度の熱海土木の事業概要について、総事業費は繰り越しを含めて約76億円とした上で、次のように主要事業を説明した。
 道路事業では、国道135号(伊東市吉田・川奈地区)の4車線化については、バイパスと現道が合流する殿山交差点~川奈交差点間の630メートル区間を優先整備区間とし、地元協議や設計、工事を積極的に推進する。
 また、防災対策として国道135号(伊東市八幡野)の落石対策や、十国峠伊豆山線(熱海市伊豆山)の法面対策を進める他、国道135号錦ヶ浦トンネルなどで照明設備のLED化を進める。
 河川事業では、初川の水門本体工事に着手する。また、伊豆山復興関連では、下流部の原型復旧工事を進めるとともに、中流部の開水路区間の用地買収、護岸工事を実施していく。この他、砂防事業では、赤沢右支川などで砂防堰堤の設計や用地交渉を進める。
 杉本所長は最後に、「地域を守る上で地元建設業は必要不可欠な存在。今後も力を貸していただきたい」と呼び掛けた。


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