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R4 定時総会

小野会長を再任

 三島建設業協会(小野徹会長)は5月16日、熱海市内で令和4年度定時総会を開催した。また、同日建設業労働災害防止協会静岡県支部三島分会(小野徹分会長)と三島地区建設事業協同組合(小野徹理事長)も総会を実施した。
 冒頭あいさつに立った小野会長は、ロシアのウクライナ侵略に対する経済制裁や、中国のゼロコロナ政策、半導体や輸送用コンテナ不足により、原油を初めとする資材、特に鉄筋・鉄骨・生コン等の建築基幹素材の高騰が懸念されている。
 問題となるのは、すでに発注されたものについては、旧単価で発注されているものが多く、およそ3%アップされた「公共工事労務費単価」が適用されているか、一般管理費率が改正された68%になっているかという点である。特に心配されるのは、官庁工事においては「スライド条項」が適用されるとは言え、すべての官庁がこれに応じてくれるわけではないという事で、さらに言えば、スライド条項が適用されたとしても、業者は必ず差額の1%は負担する、損をすることになっていることも、大きな問題である。
 「働き方改革」に対する国交省の積極的な姿勢の表れとして、建設業の骨格をなす「技術者制度」について、現在「資格取得の条件を緩和する」ためのたたき台を示して、広く意見を募集している。
 今、建設業は、少子高齢化の影響を受けて、若手の入職者が減り続ける一方で、離職率は高い水準のまま推移している。これは、技術者としての「資格取得」に必要な「実務経験年数」の長さが原因で、若手の資格取得が遅れ、それに伴い「手当のアップ」も遅れて、建設業への入職・定着を妨げているのではないかと考えられる。
 たたき台では、大学・高校といった学歴や、土木・建築の指定学科という枠を外し、能力さえあれば誰もが平等に資格取得に挑戦できて、「技士補」となり実務経験を積めば「施工管理技士」になれるという制度になっている。そうなれば、普通高校の卒業生、土木・建築専攻ではない大卒者、さらにはこれらの学校を中退した学生たちにも、広く門戸が開かれた業界となり、幅広い優秀な才能が建築業に集まってくるものと思われる。
 来る参議院選挙に、三建では地方区の若林ようへい候補と、比例区の足立としゆき先生を推薦した。足立先生には「国土強靱化加速対策予算」で、大変ご尽力をいただいたが、これを当初予算に組み入れていただく為にも、足立先生を何とか国会に押し上げたいので、よろしくお願いしたいと述べた。
 続いて、青木喜代司相談役理事が来賓としてあいさつし、「コロナをはじめ、社会情勢は激しく変化しているが、生き残るためには変化に対応するしかない。自ら変化していきましょう」と話した。
 議事では、3団体の令和3年度事業報告及び収支決算報告、建災防三島分会及び三島地区協組の令和4年度事業計画及び予算案について審議され、全ての議案を満場一致で可決した。続いて行われた任期満了に伴う役員改選では、各地区別に新たに理事24名、監事3名(うち外部監事1名)が選出され、新理事の互選により会長に小野徹氏、副会長に佐野茂樹氏、齋藤稔氏、土屋龍太郎氏の再任を決定した。業務執行理事には佐野茂樹氏が再任された。報告事項では、新規会員の二ノ宮建設㈱が紹介された。
また、この度退任された建築委員会副委員長の堀口武彦氏(大同工業)と土木・災害対策委員の山口晴由氏(中豆建設)に会長感謝状を贈呈することを報告した。

新役員は次のとおり(敬称略)
会長(理事)
小野 徹(小野建設)
副会長(理事)
佐野茂樹(青木建設) 齋藤 稔(斉藤組) 土屋龍太郎(土屋建設)
常任相談役      相談役参与
土屋昭司(土屋建設) 海野英夫(海野建設)
相談役理事      専務理事
青木喜代司(青木興業)中西芳弘(三島建設業協会)
理 事
石井宏和(石井組)  大舘節生(大舘建設)  下田孝治(下田土建)
出口直樹(㈱東豆)  堀井弘幸(堀井建設工業)=新任
海野祐一(海野建設) 石田龍夫(三和建設)  塩地善一(塩地総合開発)=新任
堀口正敏(堀口組)  河田英治(加和太建設) 梅原雅直(駿豆建設)
森田 崇(中林建設) 山本良一(山本建設)  森  勲(イズケン)
今井宏昌(今井建設) 鈴木昭彦(梅原土建工業)佐々木謙(佐々木組)
山本裕二(中豆建設)
監 事
渡辺浩三(渡辺工務店)(組合兼務) 小林寿幸(新光重機土木)=新任
外部監事
栗原幸夫(栗原会計事務所)
組合担当監事
矢田道夫(矢田工業)


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