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R1 第3回役員会

小野 徹 三建会長

 三島建設業協会(小野徹会長)は12月2日伊豆の国市で第3回役員会を開き、協会創立70周年記念事業の中間報告などを行った。
 冒頭あいさつに立った小野会長は、まず台風19号襲来にふれ、「災害は忘れる前にやってくる」とした上で、地元では「狩野川第二放水路」建設の声が上がっているが、これより田方平野の地下に、巨大な貯水池を作る位の、抜本的解決策でも出さなければ水浸しになった地域の不満・不安は解消されないと訴えた。
 これに関連して11月15日に開催された三島商工会議所の講演で、講師の岩井茂樹参議院議員は、「国土強靭化」の、治山・治水の予算の膨張を抑えたい意向の財務省の考え方を説明するとともに、今年の5月に、所有者不明の土地を一定の条件で売却できるようにする法律が、参議院本会議で成立したことを受け、これから公共事業や、民間による活用の可能性が広がると説明した。
 もう一つ、岩井議員の話で、「働き方改革」に関連して米国の労働事情を調査したところ、米国では建設業の労働時間は、全産業に比較すると長いが、製造業に比較すると短い。しかも、年間賃金も製造業より高いということだった。岩井議員はそうした事実を踏まえ、建設業のさらなる賃金アップに力を尽くしていきたいと力説した。

 10月31日の昭和会で、国交省の池田道路局長が、運送業の運転手不足が甚だしいので、国交省としても、自動運転に力を入れている。その一つとして、中山間地域での自動運転サービスをやりたいとのこと。
 この事業には、ゴルフカートと同様に、道路に磁石を埋めるだけなので、高齢化が進む中で、免許証なしで、中山間地の道路を使って、人や物の移動が今までどおりできるということになる。中山間道路が将来とも役に立つということになり、地方の建設業者にとっては嬉しいことである。
 県交通基盤部が新年度の施策を策定する参考として、例年の通り、令和2年1月31日に、県協会との意見交換会が行われることになった。三建としても、会員の皆様の声を反映したくお知らせしたところ、たくさんの切ない要望事項をいただいた。これらを集約して、すでに協会本部に送り、意見交換会に臨むこととしている。以上、最近のことをお話ししたが、皆様のご意見を賜ればと述べた。
 報告事項では総務委員会の山本良一委員長が創立70周年記念の中間報告を行い、記念事業として植樹などを検討しており、詳細は12月17日開催の総務委員会で決める予定であること等が報告された。

 


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