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沼津・熱海土木事務所 所長講演 -H29定時総会-

 総会に続いて、沼津土木事務所の森田尚孝所長と熱海土木事務所の植松靜夫所長が特別講演を行った。
事故に十分注意し工事を

沼津土木 森田尚孝所長

 森田所長は冒頭、2016年度から導入された技術支援制度への協力に対する感謝を表し、「調査不足による変更がかなりあるというのが現状であり、その部分をしっかりと改善することで、落札後にすぐ着手でき、皆さんも助かるような体制になれば良いと私は考えている。今後も三島建設業協会の皆さんには色々とお世話になると思うが、よろしくお願いします」と述べた。
 17年度の事業費については、当初時点で168億円であり、県営住宅営繕事業が16年度よりも増えていると説明した。
 道路事業は、約80億円を計上。伊豆縦貫自動車道天城北道路の18年度開通予定に合わせて改良事業を進める。(仮称)下船原バイパスや国道136号土肥峠工区を順次実施していく。
 東京五輪会場アクセス事業では、伊豆の国市南江間地区で国道136号バイパス江間ICのフルインター化に向けた橋梁工や地盤改良、ランプ整備事業を静岡県道路公社とともに進める。
 4月末時点で河川・海岸事業は約25億円、砂防事業は約9億円を計上。
 最後に「本年度、道路工事で2件の事故が発生している。十分注意して工事に当たっていただきたい」と安全施工を呼び掛けた。

本年度もぜひ皆様の協力を

熱海土木 植松靜夫所長

 植松所長は、管内の熱海市と伊東市にとって観光が重要な産業であることに触れ、観光と連携しながら事業を進めていく方針を改めて示した。
 熱海土木事務所の17年度の事業費は、まだ箇所付けが完了していないが約23億円弱(その他繰り越しが約10億円)となっている。
 熱海市内の主要事業は、道路事業では国道135号の橋梁耐震やトンネル補修が含まれている。十国峠伊豆山線の泉地区には3,000万円の予算が付いており、道路拡幅を行う。河川については、二級河川初川の水門予備設計に16年度と同様1,300万円の予算が付いている。
 熱海市渚町の熱海港の親水護岸、いわゆる第4護岸と呼ばれる地元からの要望が強い箇所について、16年度の3倍以上である7,200万円の予算が付いた。
 建築関連では、県営住宅七尾団地のリモデルに約9,800万円が付いており、さらに17~18年度の債務で行うため、実際にはもっと大きな予算になる。
 伊東市内については、伊東市宇佐美の伊東大仁線記念ケ洞橋の耐震補強に新規で5,000万円を計上。伊東大仁線の五輪アクセス道路整備には1億円を計上。用地買収をしながら工事を進めていく。港湾関連では、伊東港の白石防波堤延伸に16年度は約1億6,000万円の予算が付いており17年度はまだ調整中だが億単位の予算が付く見込みとなっている。
「本年度もぜひ皆様のご協力をよろしくお願いします」と締めくくった。


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