一般社団法人三島建設業協会は、建設業経営者・企業の経営基盤の強化・技術力の向上、発展を図るなど地域の期待に応えられるよう努力を重ねてまいります。

第１回　安全パトロール　－安全委－

伊豆・三島２現場の安パト

　三島建設業協会安全委員会（森田崇委員長）は7月5日、三島労働基準監督署の清家宏造署長、町田真主任監督官及び静岡県企業局東部事務所の小南嘉宏専門監を招き、平成28年度度第1回安全パトロールを実施し、伊豆市内と三島市内の現場を巡回した。
　巡回したのは、中豆建設施工の静岡県沼津土木事務所発注平成27年度［第27‐S4510‐01号］竹原急傾斜地崩壊対策（一般‐大規模）【防災・安全交付金】（重点）工事（補強土壁工）（伊豆市修善寺）と加和太建設施工の㈱昭明館発注「新ホテル昭明館新築工事」（三島市一番町）の２現場。点検票に沿って、車両系機械や足場、就労管理、届け出関係などの項目についてチェックしていった。
出発前と事後の反省会等で、清家署長は「安全週間期間であり、足場からの墜落防止措置の強化を図るためパトロールを実施した。また、暑い季節なので熱中症対策には万全を期していただきたい。」と述べた。町田主任監督官は「現場の監督者は労働者個々人の健康状況等をチェックし適切な措置を講じていただきたい。」と述べた。また、企業局の小南専門監は「三建とは災害協定を締結しており、今後とも連携を強化したい。」と述べ、森田委員長は「熱中症対策や労働災害死亡主要原因が重機、挟まれ、崩壊等であり、講習会、パトロール等あらゆる機会を活用し、事故防止に努めたい。」と述べた。なお、２現場はおおむね良好であった。