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R1 定時総会

令和元年度定時総会を開催 三建・建災防分会・三島地区協組
  三建(小野徹会長)は5月15日、三建大会議室で令和元年度定時総会を開催した。また、同日建設業労働災害防止協会静岡県支部三島分会(小野徹分会長)と三島地区建設事業協同組合(小野徹理事長)も総会を実施した。
 冒頭あいさつに立った小野会長は、三建としては、誇りと使命感を持って、『令和新時代』を切り開いていきたいので皆様のご協力をお願いしたいと呼び掛けたあと、3月15日の日経新聞にサッカーのレジェンド「カズ」こと三浦知良の書いた「道ができれば人が続く」というタイトルのコラムがあった。この意味合いは、自分が初めてブラジルに渡って、海外とのきっかけ(道)をつくったことが、今日の選手の交流になったというものであった。私たち建設業からすると、この「道ができれば、人が続く」というのは、「新たな道ができれば、その道を使って、多くの人が続いてやってくる」という現実を、ズバリと言い表している言葉ではないかと思う。別に「新設」でなくても、「改良」であっても同じことで、「道が広がり、便利になれば、それに伴って、人の出入りが多くなる」という現実に変わりはない。そうした「道ができれば、人が続く」という「自覚」と「誇り」を持って仕事に励んでいただきたい。
 これと関連して、5月13日に、国交省中部整備局の幹部と県建設業協会幹部との意見交換会があり、三建として、私と、佐野茂樹副会長とで、「伊豆湘南道路」の事業促進を強く訴えた。昨年の「台風21号」では熱海・伊東で大きな被害を受けた。そこで伊豆と湘南を結ぶ、山筋の、災害に強い高規格道路が求められている。また、小田原・厚木道路から伊豆に直結すれば、観光面ではとてつもない効果が生まれる。「道ができれば、人が続く」をキャッチフレーズに、三建として力を尽くしていきたい。
 国交省と函南町が、函南町塚本の道の駅の堤防側に整備を進めてきた「伊豆ゲートウェイ函南(川の駅)」が4月28日にオープンした。これは、狩野川の水防・交流拠点としての機能を備えたもので、万一の災害に備える防災ステーションの役割を持つとともに、水や水辺とのふれあいの機会・場所を提供するものである。あの未曽有の大災害をもたらした「狩野川台風」から60余年が経過したが、今回オープンした「伊豆ゲートウェイ函南(川の駅)」が、地域住民の防災意識の高まりに寄与してくれるものと期待している。
 三建でもこうした動きに呼応して、いざという場合に備え、土屋龍太郎副会長を中心に、沼津河川国道事務所と、狩野川が万一破堤した場合の復旧費用を算定する取り組みを始めた。こうしたシミュレーションを通じて、復旧にどんな障害があるのか、何が欠けているのか、徐々に明らかになってきているので、沼津河川国道事務所と、引き続きこうした協議を続けていければと考えている。本日は、決算総会であるので皆様の建設的な意見をお願いしたいと述べた。
 引き続き、青木喜代司相談役が来賓としてあいさつし、「建設業界もで技術者不足、労働者不足などいろいろな問題が起きているが、新しい制度や新技術に目を向け、事業を継続していくようにお願いしたい」と話した。
 議事では、令和元年度事業計画等で建災防三島分会は令和元年度各種技能講習会の開催等、三島地区協組は道路維持業務の推進等、三建は各委員会を中心とした社会貢献事業等を推進するとした。この他3団体収支決算・予算についても報告があり、満場一致で可決した。
 また、委員会活動に尽力した山本建設の西村保徳氏、中村和巳氏、山下正記氏の3人に感謝状を贈呈した。


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