一般社団法人三島建設業協会は、建設業経営者・企業の経営基盤の強化・技術力の向上、発展を図るなど地域の期待に応えられるよう努力を重ねてまいります。

H30　農林土木技術研修会

　三島建設業協会土木・災害対策委員会（土屋龍太郎委員長）と静岡県土木施工管理技士会三島地区（佐野茂樹地区長）は8月29日、三建大会議室で静岡県東部農林事務所と平成30年度農林土木技術研修会を開き、70人が出席した。
　冒頭であいさつに立った佐野地区長は「この技術研修会は20回を超えている。皆さんにとって参考になる話をしていただけると思うので、2時間の短い時間ではあるが、有意義な研修にしていただきたい」と呼び掛けた。
　研修会では県東部農林事務所農地整備課の石川裕之課長が、「東部農林管内の農業農村整備」、村越紳人検査監が、「より良い工事の品質確保について」、石川幸志検査監督が「平成30年度建設工事事故防止重点対策」などを講演した。
　また、小野建設（三島市）の向笠勝弘氏が「特殊な条件での施工と景観に配慮した創意工夫」と題して「須走地区（立山5）復旧治山工事（27ゼロ国）についての技術発表を行った。
　質疑も活発に行われ、東部農林事務所からは技術発表を行った向笠氏に対し県産材活用についての質問があった。
　閉会のあいさつでは中村進土木・災害対策委員会副委員長が、「今回も非常に有意義な講演であった」と３人の講師に謝辞を述べるとともに「酷暑がまだまだ続くので十分注意をして安全に作業してほしい」と語った。