一般社団法人三島建設業協会は、建設業経営者・企業の経営基盤の強化・技術力の向上、発展を図るなど地域の期待に応えられるよう努力を重ねてまいります。

第３回安全パトロール　－安全委－

清家署長招き安パト

　三島建設業協会安全委員会（森田崇委員長）は2月26日、三島労働基準監督署の清家宏造署長及び町田真主任監督官を招き、2015年度第3回安全パトロールを実施し、伊豆市内と三島市内の2現場を巡回した。
　出発前、清家三島労働基準監督署長は、「平成27年度建設業に係る労働災害は減少傾向で推移しており、関係者の労働災害防止に対する取り組みの成果と思われるので、今後とも労働災害防止に尽力されたい」と呼びかけた。

　巡回は伊豆市佐野から日向地先の加和太建設㈱が施工する「平成26年度天城北道路梶山高架橋下部工事」（国土交通省沼津河川国道事務所発注）と三島市一番町の加和太建設㈱が施工する「ホテル昭明館解体工事」（㈱昭明館発注）の2現場で、各現場では点検票に沿って車両系機械や足場、就労管理、届け出関係などの項目についてチェックしていった。
　講評では、清家署長及び町田主任監督官は、作業計画書、日報等の書類は整備されており、特に作業計画書モデル的に利用できると評価した。また、現場においても責任者等が配置されるなど概ね良好であると述べた。次に清家署長が「2015年7月1日に、足場からの墜落・転落による労働災害防止措置の強化を目的とした改正労働安全衛生規則（安衛則）が施行されており、概要をより理解して対応していく」ことなどを確認した。。

　この後、臨時の安全委員会を開催し、平成28年度建災防本部安全衛生表彰受賞者候補に㈱山室組の推薦を決定した。次に、建災防静岡県支部代議員に森田崇三建安全委員会委員長の推薦を決定した。また、平成28年度の三建主任安全指導者に濱田博通副委員長（駿豆建設）を選出した。なお、平成28年度の他の事業計画等については４月に開催予定の委員会にて協議することとした。